研究課題/領域番号 |
16K04718
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 愛知淑徳大学 |
研究代表者 |
松丸 剛 愛知淑徳大学, 愛知淑徳大学, 客員研究員 (90625899)
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研究分担者 |
清水 静海 帝京大学, 公私立大学の部局等, 教授 (20115661)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 倍と乗除計算の意味 / 乗除計算の意味 / かけ算、わり算の意味 / 体系的な学習指導 / 倍とかけ算わり算の意味 / 倍 / かけ算 / わり算 / 任意単位による測定 / 数直線を用いた図 / 分数の乗除計算の意味 / 乗除計算の意味を理解する図 / 面積図と数直線の図 / 小数のかけ算の指導 / 小数のわり算の指導 / 乗除計算の意味に関する体系的な学習指導 / わり算と分数 / 乗除計算の意味の体系的な学習 / 角の大きさ / 分数の乗除法の意味 / 任意単位による測定の重視 / 実測を伴う問題場面の提示 / 6学年を通した体系的な学習指導 |
研究成果の概要 |
倍と乗除計算の意味に関する学習指導を改善し、児童が体系的に学習活動を進められるようにするための指導資料を作成することを目的に研究を進めた。具体的には、公立小学校の一般教員に実験授業を依頼して児童の反応や変容の様子を観察し、実験授業で用いた指導資料を改善することを繰り返した。その結果、第1学年「ながさくらべ」から第6学年「分数のわり算」までの13単元について、「倍と乗除計算の意味に関する体系的な学習指導-指導資料集-(研究報告書)」(全324頁)を作成することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
倍と乗除計算の意味に関する児童の学習状況調査結果は、依然として思わしくない。その原因は、倍、かけ算、わり算の指導を別々の場面で指導してきたことによると考えられる。本研究の成果は、倍を実測で求め、かけ算を導入、倍を求める場合でわり算を導入することで、倍とかけ算わり算の意味についての体系的な学習指導を可能にし、児童の学習状況を改善できることを明らかにした。作成した指導資料集は、具体的な単元の指導内容の解説と各時間の指導細案で構成してあり、一般の小学校全科担当教員の指導法の改善に資することができる。
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