研究課題/領域番号 |
16K04720
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 同志社女子大学 |
研究代表者 |
藤原 孝章 同志社女子大学, 現代社会学部, 特任教授 (70313583)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 多文化共生 / 格差社会 / 貧困 / 教材 / 多文化 / フェアトレード / シミュレーション教材 / 社会的包摂 / 市民性 / クティブラーニング / 教育学 |
研究成果の概要 |
延長分を含め、4年間の研究となったが、具体物としての成果は、地球規模の格差、貧困に関する教材として「フェアトレードすごろく」を完成できた。また、多文化共生については、北海道、群馬県、東京都、川崎市、豊田市、滋賀県、大阪市、大阪府など多くの地域を訪問し、当事者や関係者に会うことができ、地域の現状、学校の課題を知ることができた。教材としては「日本でくらす身近な外国人」とワークショップ教材を作った。総じて、本研究のテーマである「社会科アクティブラーニングの教材開発研究」を行うことができた。これらの一部は講演などで公開してきたが、今後は出版などの形にして公表していきたいと考えている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、社会科教育研究における多文化と格差社会に関するアクティブ・ラーニング教材開発研究としての独創性を有する。なぜなら、日本国内における多様な外国人とその子どもたちの生活や学習の課題に焦点を当てた教材化や、グローバルな格差を引き起こしているサプライチェーンにおける不公正な取引とその是正を目指すフェアトレードについて具体的な「すごろく」の教材化をはかることで、社会科における認識だけではなく課題解決に向けた思考のあり方や態度形成の重要性を提案しているからである。
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