研究課題/領域番号 |
16K04721
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 同志社女子大学 |
研究代表者 |
若本 夏美 同志社女子大学, 表象文化学部, 教授 (50269768)
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研究分担者 |
今井 由美子 同志社女子大学, 表象文化学部, 准教授 (70450038)
大塚 朝美 大阪女学院短期大学, 英語科, 専任講師 (80450039)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | オーラルコミュニケーション能力 / メタ認知能力 / 学習スタイル / 協働学習 / 語彙学習方略 / 外向性 / 内向性 / 反転授業 / スピーキング力 / 語彙学習 / 自己効力感 / 学習者方略 / OPIc / MBTI / スピ ーキング能力 / SILL / 英語オーラルコミュニケーション能力 |
研究成果の概要 |
英語オーラルコミュニケーション能力は劇的に向上する訳ではないが、このプログラムを通して参加者の緩やかなスピーキング能力の向上(例えば、平成29年度のOPIcにおいては全体で12%の上昇)が確認できた。語彙学習、学習者方略特にメタ認知能力の伸張、協働学習の有用性の認知などを通して学習者一人ひとりが自己最適方略を発見することは出来たと考えられる。その意味ではStrategyingモデルの有用性は確認できたが、更にStrategyingモデルの改良が必要であることが明らかになった。「留学することなく国内でオーラルコミュニケーション能力を向上」させるモデルは今後ますます重要になると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
英語を話す・聞く能力は重要であることは誰もが認めるところだが、一方で留学をすることなく国内でその能力伸張を実現することは国家的課題である。今回のプロジェクトを通してどのように学ぶのかというメタ認知方略(計画・実行・観察・修正)の活用とともに協働学習を通して他者からその方法を学びながら学習意欲を高めることの重要性が確認できた。学習スタイルに関しては内向性特性を持った学習者はこれまで使ってこなかった協働学習の利点を利用できたが、外向特性を持った学習者は個人学習に取り組む方法を発見できなかった。プロジェクトの成果として緩やかだが話す能力の伸張が観察された。
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