研究課題/領域番号 |
16K04731
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
|
研究機関 | 函館工業高等専門学校 |
研究代表者 |
臼田 悦之 函館工業高等専門学校, 一般系, 教授 (00413708)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | タスク / タスク開発 / スキット / LMS / TBLT / 英語科教育 / データベース / アプリケーション開発 / 英語教育 |
研究成果の概要 |
本研究では、Inputとしてスキットを活用してリスニング・タスクを作成し、システム(LMS)上で自主的にできるリスニング教材を開発した。高専1年生の学生に取り組んでもらい、フィードバックを参考に教材とシステムの改善を行った。質問紙調査の回答から概ね好意的に捉えられていることがわかった。また、リスニング・タスクに取組むことでどんな力が付いたと思うかの質問に対して、リスニング力の他に、注意深く聞く力、聞きながら考える力、状況判断の力、大事な部分を聞き取る力、会話から場面を想像する力などの回答があり、作成したリスニング・タスクに取り組むことで「推測する力」を養う効果が期待できるものと考えられる。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スキットからリスニング・タスクを作成し、学習者がブラウザ上で自主的に取り組めるようにシステム(LMS)を開発したことは研究成果の一つとして挙げられる。システム上でタスクに取り組むことで学習者に一定の効果を与えうるということも示すことができた。タスクの開発は日本ではあまり進んでおらず、システムに組み込む例もほとんど見られないことから、本研究はタスク開発の一つの例として、今後タスクに興味を持つ教育者にとって参考になると考えられる。
|