研究課題/領域番号 |
16K04734
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 高知工業高等専門学校 |
研究代表者 |
佐藤 元紀 高知工業高等専門学校, ソーシャルデザイン工学科, 講師 (40756516)
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研究分担者 |
田中 仁 大正大学, 文学部, 専任講師 (80714691)
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連携研究者 |
翁長 志保子
永原 順子
坪井 泰士
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 高専 / 高専国語 / 反転授業 / アクティブラーニング / 理工系学生 / ビブリオバトル / プレゼンテーション / 国語教育 / 国語 |
研究成果の概要 |
本研究では、高等専門学校に入学した学生を対象とした、「これからの時代に求められる国語力について」(文部科学省)における「表す力」を伸長するためのアクティブラーニング・反転授業導入に向けた授業設計と教材の開発を行った。学習管理システム(LMS)上で展開する教材は学生へのアンケート調査や授業実践者からの意見をもとに検討を加え、改善を行った。 本形式の授業に通年参加した学生を対象としたアンケートにより、新たな視点の発見や多様性の獲得が可能になる点、学習状況に応じた学びによる十分な思考時間の確保と理解の促進などにおいて高専国語教育への導入における教育効果が期待できることが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高等専門学校におけるアクティブラーニングの実践例は函館高専等の事例に見られるものの、反転授業の実践例は未だ少ない。殊に、人文社会系科目のなかでも「国語」における実践例は寡少である。2020年教育改革に向けたアクティブラーニング実践の準備は行われつつあるものの、反転授業に関しては実践例も少なく実践する環境が整っているとも言い難い。 そこで本研究では、高専教育における「国語」に準ずる科目において、従来の講義型授業からの転換を検討するための材料を示す。また、広く理工系学生に向けた「国語」「日本語」教育を行う上でのアクティブラーニング・反転授業導入の実践・検証例を示すものでもある。
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