研究課題/領域番号 |
16K04743
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
内田 裕子 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (40305024)
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研究分担者 |
大岩 幸太郎 大分大学, 教育学部, 名誉教授 (90223726)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 形 / 美 / 奥行 / 透視図法 / 発達過程 / 趣味 / ストレスコントロール / 自己実現 / 造形的な見方・考え方 / 描画の発達過程 / 社会教育施設 / 美術館 / 民俗博物館 / 図書館 / 感性 / 夢 / 人格 / 動機付け / 数学 / 奥行き / 発達段階 / ローウェンフェルド / 発達 / ピクトグラム / 具象 / 抽象 / 教育学 |
研究成果の概要 |
形の理解のための事項を選別し、その到達度を確認するための指標を示すと共に、海外の社会教育施設に赴き、形や形の構成を理解する方法の調査を行い、遠近法や見立て等、形を学習する際、有効と考えられる観点から教材及び学習法を開発した。 他方、形の学習において障碍となる「青年期の危機」の乗り越え方に関わり、成人の形の描画の変化の過程を調査し、その結果、成人の変化においては行き詰まり(危機)の時期に相当する頃から子どもとは異なる変化を辿り、成人においては、個性を構成する要因とされる{形成(訓練と教育)、多様な変質(社会的条件等)}に関する蓄えが多い点が「危機」を乗り越える資質になることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、将来教員を目指す教員養成課程の学生が、学習指導要領が求める「意図に応じて創意工夫し美しく表現する能力」を育む指導力を身に付け、更に、形に基づくコミュニケーション能力を身に付けることを目的に、形と形の構成に関する学習を行うための教材をカリキュラム化した「形学習プログラム」を作成した。 併せて、各教員が独自の「形学習プログラム」を作成することを可能にするため、本研究で「形学習プログラム」を作成する過程で明らかにした「形学習プログラム」を作成するための必要条件としての、形や形の構成に関する知識や技能等の学習内容及び学習方法を明らかにした。
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