研究課題/領域番号 |
16K04745
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
小橋 暁子 千葉大学, 教育学部, 准教授 (60468395)
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研究分担者 |
槇 英子 淑徳大学, 総合福祉学部, 教授 (20413099)
佐藤 真帆 千葉大学, 教育学部, 准教授 (30710298)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 造形教育 / 資質・能力 / カリキュラム / 幼児教育 / 初等教育 / 接続期 / 小学校 / 幼小接続 / 図画工作 / 造形表現 / 幼小の接続 / カリキュラム開発 |
研究成果の概要 |
本研究では資質・能力の育成と幼児教育と初等教育の接続に焦点をあて造形教育カリキュラム開発を行うことを目的とした。成果として(1)幼児教育、初等教育に携わる教員を対象に造形表現活動に対する認識を明らかにし、(2)教材研究をもとに操作性や発展性の観点から表現素材を選択し、(3)現職教員も交えた内容の検討と教育形態の違いに合わせた実践をそれぞれで実施し具体化し、資質・能力を基盤におき接続を意識した活動内容の開発を行った。また(4)海外の幼小接続期等についての調査を実施した。それらをもとに教員研修プログラム作成と実施、幼小の造形活動での子どもの姿や教育動向を中心に掲載した冊子作成を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
幼小接続については交流に関する研究や実践は多いが、造形表現活動に特化したものは少なかった。資質・能力を基盤として現場の実情に即した調査をもとに実践をし、子どもの姿から活動を見える化した本研究は、幼児教育での造形表現活動、小学校での図画工作をつなぐ実践をともなう研究事例となるだろう。 具体的な成果としては(1) 保育者・小学校教師の造形表現活動への認識の違いを明らかにしたこと、(2) 同一表現材料を用いた幼小での実践と分析をしたこと、(3) 国内外の幼児教育、初等教育の現状の把握、(4) 造形表現活動の中での活動過程を子どもの姿を通してフォトブックレットで見える化したこと等が挙げられる。
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