研究課題/領域番号 |
16K04749
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
林 泰成 上越教育大学, その他部局等, 教授 (80293265)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | モラルスキル / スキルトレーニング / 道徳 / 道徳教育 / 行為 / 体験 / 特別の教科 / 道徳的行為 / モラルスキルトレーニング / 体験的な学習 / エピソード評価 / 評価 / 特別の教科道徳 / 教育学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、道徳的行為に関する体験的な学習プログラムの一つとしてのモラルスキルトレーニングを用いた道徳教育プログラムの効果を実践的に明らかにし、その理論構築を行うことである。そのために、小学校および中学校の道徳科授業において、モラルスキルトレーニングを中核とした教育プログラムを実施し、道徳性検査による量的研究とテキストマイニングや参与観察による質的研究を行い、その効果を明らかにした。理論構築については、今後公表する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
道徳の時間は、小学校においては平成30年度から、中学校においては平成31(令和元)年度から「特別の教科 道徳」となった。この教科化は、いじめ防止に効果的だとみなされての取組である。したがって、これまでとは異なり、具体的な行為につながる指導法が求められている。そうした社会状況を背景として、本研究は、新しい道徳科の授業方法の一つとしてのモラルスキルトレーニングの効果を検証し、その理論構築を目指すものである。 従来の道徳教育が、心情面での指導を中心としてきたのに対し、具体的な道徳的行為に焦点化して道徳性を高めるという点でこの方法は画期的なものであり、その実証的な研究には大きな社会的意義がある。
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