研究課題/領域番号 |
16K04750
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
岸本 忠之 富山大学, 人間発達科学部, 教授 (50324025)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 環境教育 / 地域教材 / 数学的視点 / 数学教育 / 学習教材 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、数学的視点を取り入れた環境教育に関する学習教材を開発・実践することであった。具体的には、児童・生徒が数学的視点から環境問題に対する理解を深める教材を開発・実践することを通して、教材開発・授業実践の過程を検証した。そのため3つの教材開発を行った。(1)白川郷と五箇山の合掌造りの題材に関する教材開発。(2)水道の利用と電力の利用の題材に関する教材開発。(3)富山県の交通実態の題材に関する教材開発。例示したように環境問題は複合的であるのが特徴である。児童・生徒の数学に関する意欲や関心が高まる地域教材の開発・実践ができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
環境教育において、(1)問題を捉えその解決の構想を立てる能力、(2)データ・事実・調査結果を整理し解釈する能力、(3)情報を活用する能力・批判的に考え改善する能力、(4)公正に判断しようとする態度などを育成するためには、数学的視点から図表・グラフ・式など数学的に表現されたデータを活用して環境問題に取り組むことが有効である。
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