• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ホワイトグローブ(白地球儀)によって高められる小・中学生の地理能力向上の検証

研究課題

研究課題/領域番号 16K04753
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 教科教育学
研究機関愛知教育大学

研究代表者

近藤 裕幸  愛知教育大学, 教育学部, 教授 (40583422)

研究期間 (年度) 2016-10-21 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード社会科教育 / 地理教育 / 地球儀 / 小中学校 / 高等学校 / 大学 / 地理学 / 地理的な見方考え方 / 教材開発 / 空間認識
研究成果の概要

本研究の目的は,戦後社会科の授業で定型化している地球儀指導において、ホワイトグローブを用いることで新しい地球儀教授方法を開発し、空間認識力を育成するために有効な教授方法を明らかにすることであった。その結果、ホワイトグローブは、これまであった一般的な地球儀を超えて、新しい教授方法を生み出す可能性があることが学生の活動及び発言から明らかになり、空間認知力を育成する上で求められる指導においては、描画するということよりもしっかり観察し、他者に情報を適切に伝える行為、そして細部に拘るのではなく全体から位置関係を捉える作業こそが優れた空間認知の育成において有効であることが明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は、地球上の空間認知力を育成する上で求められる指導においては、描画するということよりもしっかり観察し、他者に対して指示を与える作業つまり他者に情報を適切に伝える作業、そして細部にばかり拘るのではなく全体から位置関係を捉える作業こそが優れた空間認知の育成において求められることを明らかにしたことである。また、社会的意義としては、これまで定型化していた小学校・中学校・高等学校における地理教育における地球儀の指導に、多くの可能性を提供することがあげられる。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 高校地理教育における展望と課題2019

    • 著者名/発表者名
      近藤裕幸
    • 雑誌名

      新地理

      巻: 67-2 ページ: 77-81

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 明治期から戦中期にいたる実業学校における地理教授制度2016

    • 著者名/発表者名
      近藤裕幸
    • 学会等名
      人文地理学会
    • 発表場所
      京都大学(京都府・京都市)
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2016-10-24   更新日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi