研究課題/領域番号 |
16K04755
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
麓 洋介 愛知教育大学, 教育学部, 講師 (40735833)
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研究分担者 |
水谷 誠孝 名古屋学芸大学, ヒューマンケア学部, 講師 (80719089)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 実践的領域「表現」教育プログラム / 感性・創造性・想像力 / 即興的音楽表現 / 描画技法の応用 / 遊び / 音楽的多様性と発展性 / 遊びの楽しさと自由 / 環境構成 / 即興的音楽表現活動 / 保育者養成 / 遊びの自由 / 聴覚イメージと視覚イメージの融合・往還 / サウンドアート / 教育プログラム開発 / 表現活動のための環境構成 / 遊びとしての楽しさ / サウンド・アート / 結果としての音楽 / 表現教育 / 聴覚と視覚の融合・往還 / 遊びによる即興音楽の創作 / 音楽的多様性・発展性 / 音楽を生み出す遊び |
研究成果の概要 |
筆者らは「音楽を生み出す遊び」による、保育者養成における領域「表現」教育として学生の創造性を養うための実践的表現教育プログラムを開発した。 (1)造形表現における描画技法、理念、作品の特徴を参考にして、“スパッタリング”“デカルコマニー”“フロッタージュ”を開発し、音楽的多様性と発展性の高さを明らかにした。(2)「音楽を生み出す遊び」における、音楽的多様性と発展性および遊びの楽しさと自由を両立するための環境構成を明らかにした。(3)領域「表現」授業における活用を想定した各90分間の授業プログラムを構成した。また、領域「表現」教育における指導のための視点について解説し、リーフレットにまとめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究における音楽表現と造形表現の連携による音楽表現活動は、視覚と聴覚の融合・往還を図り、即興性の高い音楽創作を通して学生の創造性を育むことができる。また、「遊び」そのものの結果として自然に音楽が生み出される「音楽を生み出す遊び」の特徴は、従来の音楽表現活動と異なり、音楽を得意としない学生でも気軽に音楽の創作を楽しめることから、保育現場での実践を促し「遊び」を通した幼児教育への応用が期待される。そして、領域「表現」教育において活用しやすいよう指導のための視点を解説したリーフレットの作成によって、広く関係者に成果を発表することができる。
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