研究課題/領域番号 |
16K04757
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
|
研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
平山 大輔 三重大学, 教育学部, 准教授 (00448755)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 森林環境教育 / 小学校 / ESD / 授業 / 教員研修 / 生態系機能 / 二酸化炭素固定 / 教材開発 / 授業プログラム |
研究成果の概要 |
本研究では,ESDの視点に基づき,広く小学校において継続的に実施可能で,かつ児童が主体的に探究することのできる森林環境教育の教材開発と授業プログラムの構築を目的とした。森林の多面的機能について,理科や社会などの様々な教科の内容を活用して教科横断的に学ぶ授業プログラムや,児童が簡単に樹木の二酸化炭素固定量を求めることのできる体験型の教材等の開発を行い,小学校や博物館,また,教員研修等で実践した。以上の実践から得たアンケートの回答や児童のノートの記述の分析から,小学校の様々な教科の森林に関連する内容の活用により,日常の個々の教科の学習を通じた森林環境教育の推進が可能になることを示すことができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発・実践し,有効性を検討した教材および授業プログラムは,これまで実施の困難さから一部の学校でしか進んでいない小学校での森林環境教育の推進を可能にする。理科,社会,国語といった各教科の森林に関する内容を適切に活用し,普段の授業の中で継続的に展開する森林環境教育は,林業地へのアクセスや費用の問題にとらわれることなく,広く小学校において実施可能であり,重要なESDの取組みのひとつになり得ると考えられる。
|