研究課題/領域番号 |
16K04769
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
岩田 昌太郎 広島大学, 教育学研究科, 准教授 (50433090)
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研究協力者 |
Swennen Anja アムステルダム自由大学
齊藤 一彦 広島大学
嘉数 健悟 沖縄大学
前田 一篤 広島文化学園大学
中川 麻衣子 川崎医療福祉大学
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 教師教育カリキュラム / 教師教育者の専門性開発 / 日蘭比較 / 教師教育 / 教師教育者 / 体育科教育学 / 職能成長 |
研究成果の概要 |
研究成果は,大きく以下の3点に整理できる。 第1に,国内外の先駆的な教師教育に関する研究に着手している研究者や有益な資料を収集することができた。第2に,博士課程の前期と後期に在学する院生や大学の教職課程に就職後,とりわけ「指導法に関する科目」に従事する教師教育者は,どのような過程・段階を経て,教師教育者としてどのような力量を修得させることができるのかを明らかにした。第3に,上記の知見より,教師教育者に提供すべき教師教育プログラムについて,日蘭比較を適用しながら類型化と定型化を図り開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究における学術的意義は以下の3点である。第1に短期的な効果。教科教育学の体系に教師教育者教育という新たな領域を加えることができる。第2に中期的な効果。これまでベテランの研究ベースの経験則と大学の研修事業(FD)に委ねられてきた教師教育者の育成を,エビデンス・ベースな視点から合理化することができる。第3に長期的な効果。教師教育者を育成するカリキュラムの提案を通して,教職課程を担当する大学教員の質の改善に貢献することができる。 また,社会的な意義として,第1に教師教育者教育を研究する視点と方法論の提供である。第2に教師教育者を養成するモデル・プログラムといったカリキュラムの提供である。
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