研究課題/領域番号 |
16K04771
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 鳴門教育大学 |
研究代表者 |
阪根 健二 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (10363178)
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研究分担者 |
吉井 健治 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (50279379)
戸田 有一 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (70243376)
葛西 真記子 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (70294733)
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研究協力者 |
前川 宗正
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | セクシュアルマイノリティ / LGBT+(プラス) / Ally / intersectionality / 居心地のよさ / 最適化 / LGBT / 教員研修 / 交差性 / LGBT / 意識調査 / 先進地視察 / 教育学 / 教科教育学 / 生活指導・生徒指導 |
研究成果の概要 |
LGBTについて,441名の教員に質問紙調査(2016)を行った結果,「LGBT」の定義は広まりつつあるものの,「性的指向」と「性自認」の違いなど、実態の認識は途上であることが分かった。こうしたずれは,「いじめ問題」と同じように,研究者と実践者間に誤解を生じさせ,解決に向けての協働を阻害する可能性がある。また,助言者のS・ラッセル教授から,「交差性」の示唆があり,いじめ問題・ネット問題・LGBT等の現代の諸課題は個別の課題ではなく,輻輳している背景があることが示された。 そこで,総合的に対応するため,『居心地のよさとは何か』をテーマに,教員啓発資料の作成及びシンポジウムを開催した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
いじめ問題・ネット問題・LGBT等の現代の諸課題は,「intersectionality〈交差性〉」の視点が重要であり,輻輳しているという背景から,LGBT だけに焦点をあてず,様々なマイノリティ属性を意識することが重要である。特に学校現場では,LGBTに該当する児童生徒は,発達の時期的に「クエスチョニング」が多いものと思われるため,マイノリティに対して好意的であり,彼らの生き方や活動を支援する立場として,教師が「Ally(協力者)」となることが求められる。そのための知見を獲得し,誰もが「居心地のよい学校づくり」を推進(追求)していくことが,これからの生徒指導に重要である。
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