研究課題/領域番号 |
16K04778
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
栩野 吉弘 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (90382051)
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研究分担者 |
森村 美奈 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (00364000)
首藤 太一 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (20295687)
竹本 恭彦 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (20364002)
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研究協力者 |
小林 正宜
幕内 安弥子
梅田 桜子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 模擬患者 / 標準化 / 人的交流 / 模擬患者養成 / 医学教育学 / シミュレーション教育 |
研究成果の概要 |
(1)平成28年度に各大学の担当者が決まり、現状の把握を行った。試験のSPのみが目的となっている大学、SPが教員の役割まで担っている大学、高齢化により運営が厳しくなっている大学があった。(2)SP参加型の実習は4大学、試験に参加している大学は9大学。問題点として、SPの高齢化、リクルート方法、演技の統一の困難さ、教員不足、Post-CC OSCEへの対応が抽出できた。(3)SP参加型実習の標準化は、大阪市立大学、大阪大学、和歌山県立医科大学で開始した。(4)人的交流の実施は、令和元年にPost-CC OSCEの試験での交流が行われることが決定している。3大学での交流から今後増やしていく。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
SP参加型の実習や試験は、医師をはじめとする医療従事者と異なる視点で医学生の進歩を得ることができるが、今回、SP不足、SP高齢化など、各大学が抱えている問題点が明らかになった。そのためにもSPの交流がスムーズに行うことができれば、SP参加型の実習と試験の室を担保することにつながり、良医の育成に大きく寄与する。 今後は、SP不足を抱える大学間でスムーズな交流ができるように一般化できることで、国民に対する医師の質の担保の説明責任を果たすことができる。
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