研究課題/領域番号 |
16K04779
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 大阪樟蔭女子大学 (2017-2019) 大阪府立大学 (2016) |
研究代表者 |
黒川 通典 大阪樟蔭女子大学, 健康栄養学部, 教授 (30582324)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | OSCE / キーフレーズ / テキストマイニング / 臨床面接 / 臨地実習 / コミュニケーションスキル / 臨床実習 / 栄養指導 / ICT / VR / 教材開発 |
研究成果の概要 |
客観的臨床能力試験(OSCE)は臨床的な技能,態度を評価する実技試験として医療系大学で実施されており,臨床実習の事前学習としても活用されている.そこで容易に実施できる簡易的なOSCEとして,管理栄養士養成校の学生を対象とした臨床面接における面接者が使用するキーフレーズに着目し,タブレットやスマホで容易に臨床能力を高めるためのアプリケーションプログラムを開発した.本プログラムは画面上の模擬患者と会話を交わすもので,使用する言葉を意識することで,本来は経験によって習熟することが多い臨床面接能力の習得が期待できると考えられた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の管理栄養士養成課程では,諸外国に比べて臨地・校外実習の時間数が極めて少ない.そのため,効率的で,教育効果の高い実習が望まれている.本研究により開発したトレーニングプログラムは通常,経験によって習熟するものと考えられる臨床面接能力を事前学習において高める役割を担っている.卒業時点で高い実践的臨床能力が求められる現代社会において,その意義は極めて高いものと考える.
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