研究課題/領域番号 |
16K04781
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 東京電機大学 |
研究代表者 |
広石 英記 東京電機大学, 工学部, 教授 (80246652)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | プロジェクト学習 / PBL / アクティブラーニング / カリキュラムデザイン / PBL / 問題基盤型学習 / プロジェクト型学習 / 自律的学習者 / コンピテンシー / カリキュラムマネジメント / 学習としての評価 / メタ認知 / ルーブリック / 総合的な学習の時間 / 総合的学習 / 能動的学習体験 / 自律的学習 / アドバイザースキル |
研究成果の概要 |
プロジェクト型学習(Project-based Learning)を、教育改革を構想する一つの基軸として、調査研究を重ねてきた。 主要教科におけるAL(アクティブラーニング)が、現実に活用できる知識や技能のリタラシー(教科特有の見方・考え方)を鍛える場とすれば、総合学習におけるプロジェクト学習(PBL)は、省察力や自己調整力といったコンピテンシーやメタ認知力を鍛える学習機会と捉えられる。 米国チャータースクールのカリキュラムに観察されたように、この両方の学びを相互に連携させることによって、学びの構造は活性化し、学校での学びを社会で活かそうとする自律的学習者を育成できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本では、授業で習得した知識や技能を十分に活用し、学びの意義(レリバンス)を実感できる学習場面が少なかった。この弊害を克服するためには、学習した知識やスキルを問題解決のツールとして活用する学習機会を意図的にカリキュラムに組み込むことが大切である。 そのために比較的単純で構造化されたパフォーマンス課題を教科学習に組み入れ、習得した知識・技能を活かすAL(アクティブラーニング)の機会を与えるとともに、それと連携して、主要教科で育まれた様々な汎用的スキルを、身近で現実的な課題探究へと総動員するプロジェクト型学習をデザインすることが重要だと考えられる。
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