研究課題/領域番号 |
16K04792
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 関西福祉大学 (2017-2019) 奈良学園大学 (2016) |
研究代表者 |
三木 澄代 関西福祉大学, 教育学部, 教授 (30633705)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 保育者 / 専門性 / 共感性 / 身体感覚 / 概念化 / 被影響性 / 自己志向 / 視点取得 / 被受容感 / 発達 / 教育者 / ソーシャルサポート / 教育学 |
研究成果の概要 |
多次元共感性尺度による調査では、自己指向性において保育者と高等学校教員に有意差が見られた。自我同一性獲得を課題とする高校生には、対等な人格としての教師の自己指向性が求められるが、保育者への依存が強く自我が未熟な幼児には保育者の自己指向性抑制が求められるものと考えられた。絵本の登場人物への共感を身体感覚の概念化(彩色→オノマトペ→言語)ワーク実施の自己指向性への影響の効果については現在検討中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
所属機関異動による研究環境(教育課程・担当授業科目)の変化、新型コロナウイルス感染拡大に伴う研究諸活動(質問紙調査・授業・データ集計等)の実施遅延により、保育者の専門性としての共感性の育成に向けた授業(絵本を活用した身体感覚の概念化ワーク)の効果は現在検討中である。今後継続して多次元共感性の各側面への授業効果を検討・考察し、保育者養成課程の授業において保育者として求められる共感性の育成の一助とする。
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