研究課題/領域番号 |
16K04797
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
|
研究機関 | 常磐会短期大学 |
研究代表者 |
高橋 一夫 常磐会短期大学, その他部局等, 准教授 (10584170)
|
研究分担者 |
糠野 亜紀 常磐会短期大学, その他部局等, 准教授 (60342268)
平野 真紀 常磐会短期大学, その他部局等, 教授 (70342201)
白波瀬 達也 常磐会短期大学, その他部局等, 准教授 (90512385)
|
研究協力者 |
金田 重郎 同志社大学, 大学院理工学部, 教授
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 素話 / 言語表現 / 粘土 / 造形表現 / 協働活動 / コミュニケーション / 言語表現活動 / 造形表現活動 / 土粘土 / 幼児 / 保育現場 / 集中力 / 想像力 / 創造力 / 子ども / 教育学 / 保育・幼児教育 / カリキュラム構成・開発 |
研究成果の概要 |
保育現場において、言語表現活動の後に造形表現活動をおこなうという一連の保育活動案を提案した。言語表現活動では絵本の読み聞かせと「素話」を実践し、造形表現活動では油粘土と土粘土を使用した。 絵本の読み聞かせから粘土の造形表現に繋ぐ活動では、子ども達の造形活動が手早く始まることがわかった。また、「素話」から粘土の造形表現に繋ぐ活動では、子ども達の想像力や創造力が高まることがわかった。 一方、油粘土を利用した造形表現活動は、子ども達の個人的な表現に適していることがわかった。また、土粘土を利用した造形表現活動は、子ども達同士の協働的な活動が高まり、コミュニケーションが促進されることがわかった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
保育・幼児教育の重要性が世界的に認知されるようになった今日、日本社会においても質の高い保育実践が求められている。一方で日本の保育者は、求められている業務内容が多岐にわたるため多忙を極めており、十分に保育活動を検討する時間が不足している。 そこで、保育者が子どもの想像力や創造力を伸ばすことができる質の高い保育活動を実践できるように、言語表現活動と造形表現活動を組み合わせた保育活動を提案した。2つの保育活動を繋ぐことで、保育者にかかる負担に見合った保育実践に昇華することができ、さらに、子ども達の集中力が途切れない充実した活動を展開できることが明らかになった点が本研究の学術的・社会的意義である。
|