研究課題/領域番号 |
16K04800
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 大東文化大学 (2018) 大阪府立大学工業高等専門学校 (2016-2017) |
研究代表者 |
湯城 吉信 大東文化大学, 文学部, 教授 (90230614)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 漢文教育 / 復文 / 漢作文 / 懐徳堂 / 並河寒泉 / 並河蜑街 / 滑稽叢話 / 梁山伯と祝英台 / 四大民間伝説 / 黄梅調 / 淵鑑類函 / 常山紀談 / 武辺咄聞書 / 『滑稽叢話』 / 辛亥革命 / アヘン / 纏足 / 台湾割譲 / 保皇党 / 辮髪 / 漢文 / 漢文教材 / イソップ寓話 |
研究成果の概要 |
漢字・漢文が持つ普遍性と多様性を意識した新しい漢文教育の教材を開発した。具体的には、これまで漢文教材として取り上げられてこなかった近代の詩や現代の文語調オペラを漢文教材として提唱した。 また、現代の漢文教育の参考とすべく江戸時代の漢文教育について調査報告した。具体的には、江戸時代の漢学塾・懐徳堂における漢作文と復文(書き下し文を漢文に直す練習)の様子を調査した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの漢文教育の教材は、古典に偏っていた。だが、実際の漢文は、時代・地域を越えた普遍性・多様性を持つ。本研究ではその一斑を明らかにし、今後の漢文教育に新たな可能性を提示できた。また、江戸時代の漢文学習の一端を明らかにした。特に、その復文練習の方法、教材の選定は、現代の漢文教育と違いがあり、現代にも多いに参考になる。
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