研究課題/領域番号 |
16K04807
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
池田 泰子 岩手大学, 教育学部, 准教授 (90387514)
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研究分担者 |
宇佐美 慧 東京大学, 高大接続研究開発センター, 准教授 (20735394)
芳川 玲子 東海大学, 文化社会学部, 教授 (80312867)
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研究協力者 |
都筑 澄夫
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 吃音 / 早期改善 / 改善・悪化要因 / 間接法 / 成人吃音者 / リーフレット / 悪化要因 / 改善要因 / インタビュー / チェックリスト / 年表方式のメンタルリハーサル法 / 話し方の意図的な工夫 / 無意識で自然な発話 / 早期発見・早期支援 / 特別支援教育 |
研究成果の概要 |
訓練によって吃音が改善した成人2名の訓練中のコメントやインタビュー調査を踏まえ、吃音の悪化要因と改善要因を検証し、その成果としてリーフレット「吃音の早期改善を促す幼児期の対応の引き出しを増やそう!!!」を作成した。リーフレットは、「不安と吃音との関係」「感情や意思の表出と吃音との関係」「幼児期の体験と吃音との関係」「話し方の工夫と吃音の関係」の4つの視点でまとめ、吃音の早期改善には、子どもに関わる大人のコミュニケーション量と質が影響していることが示された。また、調査結果を基に、吃音の状態が包括的に把握できるチェックシートの項目を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
吃音が改善した成人の方の声を参考に、吃音のある幼児への具体的な対応方法を提案したことは、早期改善が期待できる貴重な知見である。 また、吃音の悪化、改善には様々な要因が影響していることが明らかとなった。吃音が改善した、悪化したと判断するためには、多角的な視点で評価する必要があるため、まずは成人用の「吃音の状態チェック表(38項目)」を作成し、吃音者と非吃音者を対象に調査を実施し、項目検討を行った。
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