研究課題/領域番号 |
16K04808
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 東北福祉大学 |
研究代表者 |
川住 隆一 東北福祉大学, 教育学部, 教授 (20124208)
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研究分担者 |
野崎 義和 宮城教育大学, 学内共同利用施設等, 講師 (20733067)
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研究期間 (年度) |
2016 – 2019
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 訪問教育 / 特別支援教育 / 学習環境 / 物理的環境 / 人的環境 / スクーリング / 居住地校交流 / 質問紙調査 / インタビュー調査 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、国内外の訪問教育対象児童生徒はどのような学習環境下で指導を受けているのか、担当教師は学習環境の制限・制約を少なくするためにどのような工夫や取り組みを行っているのかを明らかにすることである。 国内については、特別支援学校への質問紙調査と担当教師へのインタビュー調査により、学習環境を物理的環境および人的環境の2側面から詳らかにすることができた。また担当教師は、所属校の児童生徒のみならず近隣の小・中・高等学校の児童生徒など、様々な人たちとの交流の機会の充実に努めていた。一方、国外の情報収集では、担当教師らの実践紹介や研究論文がほとんど見当たらず、十分な成果を得ることができなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、これまで十分に明らかにされたこなかった訪問教育対象児童生徒の学習環境を、物理的環境と人的環境の2つの側面から詳らかにすることができた。 訪問教育は極めて少数の子どもたちのための教育制度であるため、実践事例等に関する情報がなかなか蓄積・浸透されていないという課題がある。したがって今後は、この課題の改善に資するよう、成果物として作成した報告書を各地の特別支援学校や訪問教育に携わる方々に配布する予定である。
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