研究課題/領域番号 |
16K04811
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
三浦 光哉 山形大学, 大学院教育実践研究科, 教授 (10344780)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 接続カリキュラム / 小1プロブレム / 特別支援教育 / アプローチカリキュラム / スタートカリキュラム / 小学校1年生 / 保育所 / 幼稚園 / 小学校 / 中学校 / 中1ギャップ / 教育学 |
研究成果の概要 |
本研究は、接続カリキュラムの開発と適用により、発達障害等が保育所・幼稚園から小学校へ、小学校から中学校へとスムーズに移行できることを実証し、その接続カリキュラムの一般化を目指した。研究方法として、研究モデル校園においてスクリーニングをして発達障害児等の早期発見に努め、特別支援教育が推進するよう指導助言を行った。また、「特別支援教育研修講座」を企画・実施した。さらに、新たな接続カリキュラムを開発して発達障害児等へのスムーズな移行支援を目指した。その結果、小学校1学年と中学校1学年において、学習集中度の向上、不登校数の減少、いじめ認知度の減少、学力偏差値の向上など一定の効果が見られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
保育所・幼稚園から小学校へ、小学校から中学校への連携の中で、接続カリキュラムの作成と実施は、発達障害児等のスムーズな移行支援にとって最も重要なものである。これまで具体的なプログラムの内容が皆無であったので、本研究で作成した接続カリキュラム(年長アプローチカリキュラム、小1スタートカリキュラム)が、モデルとなって全国の保育所・幼稚園、小学校で活用できるものと期待される。この接続カリキュラムの実施により、さらに、学習集中度の向上、不登校数の減少、いじめ認知度の減少、学力偏差値の向上などの波及効果も見られるはずである。
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