研究課題/領域番号 |
16K04816
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 筑波技術大学 |
研究代表者 |
安田 輝男 筑波技術大学, その他部局等, 名誉教授 (10320623)
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研究分担者 |
岡本 明 筑波技術大学, その他部局等, 名誉教授 (10341752)
飯塚 潤一 筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 教授 (90436288)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 触って観る / 視覚障害 / ロービジョン / 触覚伝達デザイン / 触図 / 立体アート / ユニバーサルデザイン / 美術 / 触覚 / 手で観るアート / ユニバーサルアート |
研究成果の概要 |
立体コピーの原画制作数は6点。立体コピー及び「手で観る」アートパネルの制作数は19点。視覚情報取得の為の支援情報として視覚情報の言語化(文字)及び点字翻訳は27件。視覚障害者が 画像等の情報の取得方法を調査。視覚情報の言語化と音声情報化について、二科茨城支部展及び茨城県立盲学校でアンケート。色彩情報提供の為のカラー版立体コピーの調査に関しては、本学 筑波技術大学視覚障害系学生を調査対象として「カラー版立体解剖触図」を作成し授業で活用。色覚異常特有の色感に関した調査を行う。二科茨城支部展及び茨城県立盲学校で「カラー触図」に関してのアンケート調査。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
視覚に障害のある人が絵画等を触覚によって理解・鑑賞する際、一般的には、「形」(モノクロの世界)についての認識に重きが置かれていたが、「カプセルペーパー」を使っての本邦初の「カラー触図」の研究開発により、「色」(カラーの世界)についても関心を深め認識できるようになった。これは、まさしく本学ならではの学術的独自性であり創造性豊かな試みであった。また、視覚障害者と聴覚障害者が共存する世界唯一の大学・本学 筑波技術大学にとって誠に有意義な研究である。
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