研究課題/領域番号 |
16K04828
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 京都教育大学 |
研究代表者 |
相澤 雅文 京都教育大学, 教育創生リージョナルセンター機構, 教授 (10515092)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 児童期 / 集団適応 / 特別支援教育 / 楽しみ / 安心 / Well-Being / 社会性発達 / 「気になる」児童 / 小学校 / 通常の学級 / 内的適応 / 外的適応 / 外在的問題行動 / 内在的問題行動 / 内在的問題j行動 |
研究成果の概要 |
本研究では,集団適応に困難をかかえる児童の社会性発達のプロセスに影響を及ぼすWell-Beingについて示唆を得ることを目的とした。「あなたの楽しみ・安心・やる気についてのアンケート」を作成し,児童の非認知的側面の視点から調査を行った。 児童は「楽しみ」としていることは「学校」より「家庭」に依拠する傾向があり,その傾向は学年が進むにつれて強くなることが示された。児童の楽しみは学校においても,家庭においても「友達と遊ぶ」ことが最も多い回答であった。また「安心」においても「友達といること」が多かった。家庭や学校において,友達との関われる時間を大切にすることが求められることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学校現場では,集団適応に困難をかかえる児童への対応が喫緊の課題となっている。児童が健康に生活を送ることはその解決の糸口になるのではないかと考えた。そこで児童の「楽しみ」や「安心」についてのアンケートを作成し調査を行った。 児童が楽しいと感じていることは「学校」より「家庭」に依拠する傾向があった。その傾向は学年が進むにつれて強くなることも示された。児童が楽しいと感じることは学校でも家庭でも「友達と遊ぶ」ことであった。また「安心」においても「友達といること」が多かった。こうしたことから,家庭や学校において,友達と関わり人間関係を育む経験を大切にすることが重要であることが示された。
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