研究課題/領域番号 |
16K04850
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 名古屋芸術大学 |
研究代表者 |
中嶋 理香 名古屋芸術大学, 人間発達学部, 教授 (50461116)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 食べる機能の発達 / 障がい児 / 調査研究 / 教育医療連携 / 食べる機能 / 育児支援 / 調査 / 児童発達支援事業所 / 専門家支援 / アンケート調査 / 障害児通所支援施設 / 質問紙 / 特別支援教育 |
研究成果の概要 |
本研究は,障がいをもつ乳幼児が保育教育現場で受けている食支援の実態調査と保育教育現場と医療職との連携を進めるプログラム化を目指した.実態調査から食べる機能の発達に関する問題は,摂食嚥下機能,強い食嗜好性(偏食),姿勢の3点に絞られ,障がいの有無に関わらないユニバーサルな問題として取り上げる必要があった.多職種連携を目指し,食べる機能の発達という概念を日常の教育課題として認識することが重要であった.この為に医療職の外部専門家は,保育教育現場で支援する際に,保育教育現場からの発信に注意を払うことが必要であった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
X県下の特別支援学校・一般保育園・児童発達支援事業所の食べる機能の発達支援の実態を明らかにすることができた.その結果,障害の有無に関わらず保育士・教師は,摂食嚥下機能,偏食,食事姿勢に関心を持っていた.一方で,食べる機能の発達に関する学習する機会や外部専門家との連携は少なかった.保育教育の現場で食べる機能の発達に関する知識は,医療専門職と共に食べる機能の発達に関する問題を共有することが有効であった.医療者から保育教育現場への情報発信が必要である.加えて,特別支援教育の教育課程において,食べる機能の発達に関して学習するカリキュラムが必要である.
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