研究課題/領域番号 |
16K04860
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 山口大学 (2021) 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所 (2016-2020) |
研究代表者 |
柳澤 亜希子 山口大学, 教育学部, 講師 (10435282)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | メンター / 家族支援 / 自閉症 / 発達障害 / 幼児期 / ペアレントメンター / ペアレント・メンター / 家族 / 早期支援 |
研究成果の概要 |
特別支援学校(知的障害)での就学前相談・支援を目的とした親子教室での先輩保護者による体験談を聴き情報交換を行う機会は、保護者の子育てへの不安軽減、わが子の姿について見通しがもてる等の効果が示唆された。 14地域でペアレント・メンターとして活動している保護者107名に聞き取り調査を行った。活動を通じての仲間とのつながり、自己の振り返り、相談者からの感謝による自己有能感の高まり等を実感していた。一方で、ペアレント・メンターの活動を維持するサポート体制の整備やペアレント・メンターについての一層の啓発の必要性、メンター同士の交流を含めた研修の充実、地域特有の課題も明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、対象地域を拡大し、100人を超えるペアレント・メンターの協力を得て、彼らが発達障害等のある子どもの保護者への相談支援活動に従事することの意義と成果及び課題について明らかにすることができた。調査結果は、地域ごとにまとめて還元した。調査協力地域において、ペアレント・メンター事業を発展・改善していくための検討資料として、本調査結果を踏まえて新たな取組に着手した地域もあり、研究成果が実質的に活用された。
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