研究課題/領域番号 |
16K04908
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノバイオサイエンス
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研究機関 | 近畿大学 (2018-2019) 京都大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
西山 雅祥 近畿大学, 理工学部, 准教授 (10346075)
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研究分担者 |
森松 賢順 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (70580934)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 高圧力顕微鏡 / 水和 / 分子間相互作用 / 分子機械 / 細胞活動の活性化 / 細胞骨格 |
研究成果の概要 |
タンパク質と表面をとりまく水分子は高圧力下で影響を受けやすいことが知られている。本研究では、これまで世界にさきがけて開発していた高圧力顕微鏡の性能を向上させるとともに、人工細胞や生きた細胞など様々な試料を対象にして実験を行った。生きた細胞内ではたらくタンパク質分子機械を高圧力下で操作することで、細胞の生命活動が活性化する様子を可視化することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの生命科学分野では、遺伝子操作や化学物質を添加することで、細胞内での生命活動を操作する研究が実施されてきた。本研究で開発した技術は、これらの既存の技術とは異なり、静水圧という「力」を用いた新しい細胞操作技術である。今後も研究を継続し、圧力による活性化を通じて、新しい医療技術の芽を育むことができるように努めていく。
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