研究課題/領域番号 |
16K04970
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
光工学・光量子科学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
吉川 宣一 埼玉大学, 理工学研究科, 准教授 (00282335)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | インコヒーレントディジタルホログラフィ / 位相シフト法 / 一般化位相シフト法 / 連続フリンジスキャン / 正規化 / 光計測 / ディジタルホログラフィ / インコヒーレントホログラフィ / 自己干渉 / インコヒーレント / 位相シフト / 高分解能 / ホログラフィ / 応用光学 / 計測システム / 画像処理 |
研究成果の概要 |
インコヒーレント光の自己干渉原理でつくられた干渉縞に対して,連続フリンジスキャンと一般化位相シフト法に基づいて実装された高速位相シフトを導入し,高速かつ高分解能のインコヒーレントディジタルホログラフィ計測システムを開発した.干渉縞の正規化を用いる正規化一般化位相シフト法を考案した.高速位相シフトを実行するための条件を明らかにし,分解能と処理速度の性能評価およびnmオーダーの微小物体の計測を行い提案法の有効性を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
提案手法は光学的手法による高速高分解能イメージングを実現している.インコヒーレント光源の使用や位相シフタとカメラの同期が不要で高速処理が可能であるという特徴は簡単かつ安価なシステム構築を可能とし,DHシステムの実用化に大きく貢献する.正規化一般化位相シフト法は一般的なディジタルホログラフィや干渉計測に適用可能であり精密計測や変位計側へ応用することができる.提案システムは生きた細胞を対象とする生体イメージングや医療創薬材料の評価などに応用することができる.
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