研究課題/領域番号 |
16K04984
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
光工学・光量子科学
|
研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
中山 和也 中部大学, 工学部, 准教授 (40434584)
|
研究分担者 |
秋山 毅志 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 准教授 (80370138)
|
研究協力者 |
岡島 茂樹
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | 遠赤外レーザー / プラズマ計測 / レーザー安定化 / レーザー / テラヘルツ |
研究成果の概要 |
波長50μm付近の遠赤外レーザーは,将来の核融合プラズマ装置の電子密度や内部磁場分布計測用光源として適している。高精度かつ高信頼性のプラズマ計測を実現するには,レーザー発振の安定化が必須である。光励起型遠赤外レーザーでは,励起光の戻り光(バックトーク)の除去が長年の課題となっている。本研究では,光アイソレーターを開発し,9R(8)CO2レーザー励起の48-,57-μm CH3ODレーザーの安定発振を実証し,その安定化技術を確立した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,未だ確立した高精度計測用レーザー光源のない波長50μm帯(周波数5 THz帯)の遠赤外領域において,高出力かつ高安定なレーザー発振を,しかも2波長同時発振で実現するというものである。本研究による成果は,レーザープラズマ計測以外の学術分野(例えば,遠赤外領域の要素技術や計測システム開発研究,標準研究,固体物性研究,分子分光研究など)の進展にも貢献できる。
|