研究課題/領域番号 |
16K04985
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
光工学・光量子科学
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研究機関 | 大阪歯科大学 |
研究代表者 |
緒方 智壽子 大阪歯科大学, 歯学部, 助教 (60288777)
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研究分担者 |
谷田 純 大阪大学, 情報科学研究科, 教授 (00183070)
香川 景一郎 静岡大学, 電子工学研究所, 准教授 (30335484)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 歯周疾患 / 歯肉形状 / 画像計測 / 複眼撮像システム / ホログラム光学素子 / ウィナー推定 / TOMBO / 3次元形状 / 歯肉形態 / 口腔計測 |
研究成果の概要 |
これまで複眼撮像システム(Thin Observation Module by Bound Optics : TOMBO)を歯科治療に応用し、その有効性を確認してきた。被験者実験における負荷を軽減させ、計測条件を安定化させるため、複眼撮像システムの改良と額固定器具実験台を作製した。併せて、撮影の効率化を図るため、計測ソフトウェアの改良を行った。また、表層から2mm程度の歯肉深部の計測を行うため、波長1μm以上に感度をもつブラックシリコンCMOSイメージセンサの複眼化を進めた。基本撮像性能の評価を実施し、被験者実験にむけた調整を完了した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、デンタルミラー型形状をもち、3次元形状計測、その他の歯周疾患に関する画像情報を取得する複眼口腔計測システム(Thin Observation Module by Bound Optics : TOMBO)を開発し、生体色素、歯肉歯槽粘膜境推定の有効性を確認した。さらに、歯周病の診断や治療方針をたてるにあたり重要な資料の一つとなる、歯肉深度や深部形態の計測を行うイメージセンサの複眼化を進めている。それらが可能になれば、3D診断に使用されるエックス線による被曝量の減少あるいは歯肉への穿刺頻度の減少、施術時間の短縮が図れ、患者・術者への負担減少に繋がる。
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