研究課題/領域番号 |
16K05043
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算科学
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
堀江 知義 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (40229224)
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研究協力者 |
二保 知也
石原 大輔
倉前 宏行
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 抵抗スポット溶接 / 電流・熱・構造3連成現象 / 連星のサイクル / 接合のメカニズム / 計算力学 / シミュレーション工学 / 機械材料・材料力学 / 金属生産工学 / 電流-熱-接触変形 / 多重連成メカニズム / 接触電気抵抗 / マルチスケー ル解析 / ミクロ解析 |
研究成果の概要 |
抵抗スポット溶接中に生じている電流,熱,接触変形,弾塑性変形,接触電気抵抗,接触熱抵抗などの物理現象がミクロな効果も含めて相互に影響を及ぼしあう,多重連成現象の定量的に評価した。それらの連成効果を電流-熱-接触変形-ミクロ接触電気抵抗連成解析コードと比較することにより,この連成現象の支配因子を特定し,さらに,異なる溶接条件における支配因子を決定し,抵抗スポット溶接のメカニズムを解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
抵抗スポット溶接技術は産業界に広く普及している技術であるが,その内部で生じている連成のメカニズムは複雑で,不明であった。先進的な計算力学技術を導入して,抵抗スポット溶接時に生じる多重連成現象の特性,メカニズムが明らかになり,従来は現場の経験に基づき行われていた条件設定は合理的に行えるようになり,飛躍的な技術革新が期待できる。また,多重連成コードの必要性,及び検証の方向性を示し,この分野で世界をリードした。
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