研究課題/領域番号 |
16K05307
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
田代 基慶 東洋大学, 理工学部, 教授 (10447914)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 計算化学 / 理論化学 / 星間分子 / 化学反応素過程 / 原子物理 / 量子化学 / 分子動力学 / 原子分子物理 |
研究成果の概要 |
天文・宇宙物理分野の現象に対して理論化学的手法を適用し問題解明へと貢献することを試みた。1つ目の対象は星間塵表面での分子生成に関わる化学反応素過程である。比較的大きい星間有機分子の反応素過程は観測・理論ともに注目を集めているが、本計画ではこのような分子に関連する星間塵表面での反応素過程を明らかにした。もう一つの対象は、原子・分子超精密分光を用いた非加速器素粒子物理実験への理論化学的立場からの実験結果の予測である。本研究では原子の電子励起状態から光子1つとニュートリノ対が放出されて基底状態に脱励起する過程について、電子状態計算を行って将来的な実験において期待されるスペクトルの予測を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1つ目の研究対象は星間塵表面での分子生成に関わる反応素過程である。宇宙空間での化学反応を通じて複雑な有機分子、特に生命の起源に関連する分子が生成される可能性があり、関連する観測や実験などの研究が近年注目を集めている。本研究はどのようにして星間空間で単純な原子や分子からより複雑な分子が形成されるか、という過程に対する基礎的な知見を与えようとするものである。もう一つの対象は、超精密分光を用いた素粒子物理実験の実験結果の予測である。このような実験は我々の宇宙の物質・反物質の非対称性などを解明する上で重要な役割を果たすと考えられているが、本研究では実験スペクトル予測に必要な原子遷移の計算を行った。
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