研究課題/領域番号 |
16K05325
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
小出 義夫 大阪大学, 理学研究科, 招へい研究員 (40046206)
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研究分担者 |
山中 真人 九州産業大学, 理工学部, 助手 (70585992)
山下 敏史 愛知医科大学, 医学部, 講師 (90622671)
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研究協力者 |
西浦 広幸
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ニュートリノ / ファミリー混合 / CKM mixing / MNS mixing / 統一モデル / ファミリー対称性 / 荷電レプトンの質量式 / ファミリーゲージボソン / エネルギースケール / 素粒子 / 荷電レプトン / ニュートリノ振動 / 質量行列 / 素粒子論 / 荷電レプトンの質量 / ファミリーゲージボゾン / 統一模型 / 稀崩壊探索の現象論 |
研究成果の概要 |
ファミリーの混合と質量の問題は,西浦の助力によって,大きな進展をみた.クォークの質量と混合は,複素数1つのパラメターだけで,統一的記述に成功した.一方,荷電レプトンの質量公式については,さらなる理論的公式を発見し,山下との研究では,それらを超対称性理論の枠内で再構築することに成功した.ニュートリノでも興味ある知見を見出した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
荷電レプトンは最もシンプルで直接的に観測可能な素粒子である.しかし,それらの間の質量スペクトルの間の規則性やニュートリノとの関係など,それを未解決の問題はまだ数多く残されている.その解明を通して,クォークの性質・理論もより明らかになって来る と期待される.また,角野メカニズムによってファミリーゲージボソンの必要性がしてきされ,実験との整合性から,TeVスケールでの種々の新現象が予測されている.これらの現象の検証も重要な意義を持つ.
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