研究課題
基盤研究(C)
富士五湖で行われた科学掘削で、初めて得られた本栖湖の4 mの連続コア試料を使って、それらを詳細に分析・年代測定しました。それにより、過去8000年間に本栖湖に火山灰をもたらした富士山の噴火史を復元しました。欠落のないコアで堆積年代を細かく調べることで、噴火の詳しい時期の特定、陸上で得られている火山灰の分布の見直しを行うことができ、未知の2回の噴火の発見がありました。
一般な方向きの講義を数回行ったの上、研究結果が国内外に広く報道された。富士山は噴火した場合の社会的影響が非常に危惧される火山であることから、本研究は、将来の噴火や災害の予測をする上で重要な成果となるものです。酸素同位体分析を用いて、湖のセルロースから古降水量の変化も明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 8件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 4件、 招待講演 1件) 備考 (1件)
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