研究課題/領域番号 |
16K05702
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
大和 武彦 佐賀大学, 理工学部, 客員研究員 (60136562)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | ヘキサホモオキサカリックス[3]アレーン / 蛍光性官能基の導入 / アルキルアンモニウムイオン / 包接機能 / 生体機能物質認識 / アロステリック効果 / 蛍光性化学センサー / ピコレベル / 蛍光生官能基の導入 / アニオン認識 / カリックスアレーン / 分子認識 / 蛍光性センサー / 生体機能物質 |
研究成果の概要 |
新規C3対称を持つホモオキサカリックス[3]アレーン誘導体を開発した。lower rimのフェノール性水酸基にアルキルアンモニウムイオンとの錯体形成可能な官能基および蛍光性官能基の導入に成功し、アロステリック機能を有するカリックス[3]アレーンを基盤とする生体機能物質識別機能を有する蛍光性化学センサーの簡便な合成ルートの開発に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新規C3対称を持つホモオキサカリックス[3]アレーン誘導体のベンゼン環及びフェノール性水酸基にアルキルアンモニウムイオンとの錯体形成可能な官能基および蛍光性官能基の導入に成功し、アロステリック機能を有するカリックス[3]アレーンを基盤とする蛍光性化学センサーの簡便な合成ルートの開発に成功した。さらに、本成果を元に、種々の生体機能分子との水素結合に基づく分子認識機能を蛍光スペクトル測定および核磁気共鳴スペクトル法を用いて評価するなど、着実に本研究の当初の目的を達成出来た。本研究成果は、アメリカ化学会、イギリス化学会、ワイリージャーナル等に公表し、国際的に高い評価を得ることができた。
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