研究課題/領域番号 |
16K05783
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
松田 学則 東京理科大学, 理学部第一部応用化学科, 准教授 (80359778)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 環化 / 骨格転位 / アリール化 / ロジウム / シクロプロペノン / カルボニル化 / 開環 / フラノン / ビインデン / ナフタレン / インドール / アミド / メタセシス / シクロブタン / シクロブテノール / パラジウム / スピロ化合物 / 炭素-炭素結合切断 / シクロブタノール / 触媒 / 合成化学 / 有機化学 / 有機金属化学 / 遷移金属触媒 / 分子変換 |
研究成果の概要 |
(1)ベンゾスピロ[3.3]ヘプタン類のRh触媒骨格転位反応、(2)(2-ピリジルメチレン)シクロブタンのRh触媒カルボニル化反応、(3)シクロブテノールのPd触媒開環アリール化反応、(4)シクロプロペノンとN-(ピバロイルオキシ)アミドの塩基触媒による[3+3]型環化反応、(5)2-[(2-アジドフェニル)エチニル]アニリンのAu/Rh混合触媒系によるカスケード環化反応、(6)シクロプロペノンとアミドのAg触媒開環[3+2]型環化反応、(7)β-(アリールエチニル)ケトンのRh触媒アリール化/環化反応、(8)1,2-ビス(2-アリルフェニル)エチンのRu触媒二重環化反応を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
環歪みを有しユニークな反応性を示すシクロブタン、シクロブテン、シクロプロペン誘導体の新しい遷移金属触媒反応を開発することができた。また、連続的な結合切断反応の持つ合成化学的な有用性を示すこともできた。今後、機能性π共役分子の選択的合成などに応用されることが期待される。さらに、遷移金属触媒による炭素骨格再構築反応の可能性、現時点での課題、および今後の展望についても有益な情報を得ることができた。
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