研究課題/領域番号 |
16K05794
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子化学
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
岡本 茂 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50262944)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | block copolymer / nanowire / nanoparticle / 高分子ブロック共重合体 / モルホロジー制御 / 金属微粒子 / 光機能 / ブロックコポリマー / 光材料 / 温度変化 / モルホロジー / ブロック共重合体 / 共連続ダブルネットワーク構造 / 秩序-秩序転移 / 共存 / 高分子構造・物性 / 自己組織化 |
研究成果の概要 |
異なる高分子を共有結合により連結した高分子ブロック共重合体は、その連結性がない異種高分子鎖の混合物が巨視的な相分離を引き起こすのに対し、その連結性のため構成高分子鎖の広がり程度の周期構造(ミクロ相分離構造)を形成する。そのミクロ相分離構造の形態(モルホロジー)の中で、3次元のネットワーク構造の一つである共連続ダブルジャイロイド(OBDG)構造を鋳型としてナノワイヤーを形成した。また、そのOBDG構造を小角X線散乱法により詳細に観察し、共連続ダブルダイヤモンド構造への秩序転移過程についても解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高分子ブロック共重合体は構造材料や機能性材料としてさまざまな分野に応用されている。その中で、本研究の成果は機能性光学材料やナノ配線への応用が期待される。特に、フォトニック結晶やメタマテリアルとしての光学的応用展開が期待される。高分子を用いたメタマテリアル材料はほとんど前例がないため、その一つのアプローチ例として産業応用だけでなく学術的にも貢献できると考えられる。
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