研究課題/領域番号 |
16K05826
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分析化学
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研究機関 | 長浜バイオ大学 |
研究代表者 |
佐々木 真一 長浜バイオ大学, バイオサイエンス学部, 教授 (50317294)
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研究協力者 |
民秋 均
鈴木 孝治
池内 俊貴
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 近赤外 / クロロフィル / 発光 / バイオセンシング / 光合成 / 色素 / エネルギー移動 / 自己会合 / 太陽電池 / ナノ粒子 / 有機化学 / 超分子化学 / 分子認識 / 分析科学 |
研究成果の概要 |
「生体の光学的窓」と呼ばれる近赤外(Near-Infrared: NIR)領域に発光特性を持つ機能性色素の創製を目的として、クロロフィル誘導体をミセルで包んだナノ粒子を作成し、がん細胞のイメージング蛍光色素として利用できることを示した。また、ウミシイタケの発光基質であるセレンテラジンと長波長発光を持つクロロフィル誘導体を連結させたエネルギー移動型ルシフェリンを設計し、分子内エネルギー移動による発光ピークの長波長に成功した。さらに、クロロフィル類を素材としてNIR領域までの光を幅広く吸収できる色素複合体を合成し、水素発生用の光触媒として活用できることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
光による医療診断への応用を目的として発光プローブを開発する際には、「生体の光学的窓」と呼ばれる近赤外(NIR)領域の波長利用が望まれる。本研究ではクロロフィル誘導体を合成し、NIR領域でのがん細胞イメージング蛍光色素として活用できることを示し、またクロロフィルと結合させることでウミシイタケの発光基質セレンテラジンの発光ピークの長波長にも成功した。これらの分子設計は天然色素の活用例として学術的意義があり、また開発したNIR領域の機能性色素はバイオセンシングの分野に大きなインパクトを与えるものと期待される。
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