研究課題/領域番号 |
16K05842
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
大石 俊輔 名古屋大学, トランスフォーマティブ生命分子研究所, 特任助教 (80707795)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 有機合成化学 / タンパク質化学 / ペプチド化学 / ペプチドライゲーション / 生理活性物質 / タンパク質合成化学 / ペプチド合成化学 / 生理活性分子合成 / ライゲーション化学 / 合成化学 / 生体分子 / 分子認識 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、化学的構造が高度に制御された生理活性システインリッチタンパク質をペプチドライゲーション法を用いて迅速かつ 効率的に合成する方法論の開発およびそれらを用いらケミカルバイオロジー研究への応用である。 本研究により、複数のペプチド断片の効率的に集積化により、化学合成タンパク質を得ることが可能となった。さらに本方法を植物の生理活性システインリッチタンパク質の全合成研究へと応用し、花粉勧誘員因子CALL1タンパク質の全合成について検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
システインリッチタンパク質は、ジスルフィド結合による会合のため、組換えタンパク質の過剰発現などのバイオテクノロジーによる手法では合成が困難である。今回、化学合成によりシステインリッチタンパク質の効率的な合成手法を確立することができた。これまで合成が困難であったため、システインリッチタンパク質の生体内での役割には未知の部分が多い。今後は生命科学者との共同研究により、これらのタンパク質の機能解明に展開する予定である。
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