研究課題/領域番号 |
16K05856
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
北松 瑞生 近畿大学, 理工学部, 准教授 (60379716)
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研究分担者 |
道上 宏之 岡山大学, 中性子医療研究センター, 准教授 (20572499)
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研究協力者 |
博多 義之
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ペプチド / タンパク質 / 細胞内運搬ペプチド / ペプチド核酸 / 細胞 / 細胞膜透過ペプチド / ドラッグデリバリーシステム / アポトーシス / オートファジー / ナノバイオ / 癌 |
研究成果の概要 |
申請者は、細胞内に薬剤となるタンパク質や機能性ペプチドを安全にかつ効率的に運搬することによって、病気を治療することを目的にしている。今回申請者は、Nanogタンパク質とヘテロ二量体化ロイシンジッパーペプチド(LzK)を連結させた。また、細胞内運搬ペプチドとLzKの対となるペプチド(LzE)を連結させた。これらのペプチドを混ぜるとNanogタンパク質が細胞質内、さらには核膜内に運搬されて、Nanogの持つ機能をうまく発現させることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、体を構成する重要な物質である細胞が正常に活動するために、安全にその細胞内に薬剤を運搬することを目指している。薬剤としてタンパク質やペプチドを用いているが、それらを運搬するための物質は、そのタンパク質やペプチドに細胞外では連結、細胞内では分離していることが、その薬剤の効率を高めるためのポイントの一つとなる。本研究はその方法に関するものである。この方法が実現すれば、これまで治療が難しかった病気を含む多くの病気を効果的に治療する新たなアプローチを与えることができる。
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