研究課題/領域番号 |
16K05858
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 分子科学研究所 |
研究代表者 |
西村 勝之 分子科学研究所, 物質分子科学研究領域, 准教授 (00334631)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 固体NMR / アミロイドβ / オリゴマー / 脂質膜 / 構造解析 / 生体分子 / 脂質 / アミロイド / 開発 |
研究成果の概要 |
本研究では、脂質二重膜との相互作用により特定構造を取り、分子間で会合して複合体を形成し、その機能を発現する膜表在性タンパク質、および、脂質結合ペプチドの立体構造解析に有効な固体核磁気共鳴(NMR)分光法の開発を試みた。さらにこれら手法を用いて、脂質膜上で誘起されるアルツハイマー病の発症に深く関与すると考えられるアミロイドβ(1-40)の線維化前の会合中間体の立体構造の決定を試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アルツハイマー病は、多くの国民に直接関わる重要な疾患であるが、その発症機構の解明、および完治可能な治療薬の開発には至っていない。当該疾患の発症に深く関与することが示唆されているアミロイドβが形成する不溶性アミロイド線維形成の分子機構解明は、同疾患治療および予防の実現に必要不可欠な研究課題である。本研究は、この解明に大きく寄与することが期待され、学術的、社会的にもその意義は大きいと考えられる。
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