研究課題/領域番号 |
16K05895
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機・ハイブリッド材料
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
田嶋 智之 岡山大学, 環境生命科学研究科, 講師 (90467275)
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研究協力者 |
高口 豊
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | カーボンナノチューブ / ヒドロキシアパタイト / 擬似体液 / デンドリマー / 有機無機複合材料 / ハイブリッド材料 / 複合材料 / がん―ホウ素中性子捕捉療法 / ホウ素クラスター / 近赤外蛍光 / 交互浸漬法 / ナノクリスタル / ナノハイブリッド / 単層カーボンナノチューブ / 分散技術 / 超分子複合体 / 無機ハイブリッド / ナノチューブ・フラーレン / ナノ材料 / 無機有機ハイブリッド / 有機化学 / 無機化学 |
研究成果の概要 |
骨の構成物質であるヒドロキシアパタイト (HAp) は生体適合性を有し、人工骨、デンタルインプラント、細胞培養シートなど、生体材料開発 (再生医療) の観点から注目を集めている。本研究では、1,10-ビス(デシロキシ)デカンをコアに有するデンドリマーをカーボンナノチューブに物理修飾したBuckypaperを作製し、その後、擬似体液中でHApとの複合化を行った。従来より、カーボンナノチューブのシート状材料は、その応用が期待されていたが、他の材料との親和性が低いため、化学修飾してカーボンナノチューブを傷つけることなく、他材料と複合化させる技術は極めて少なかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
無機材料と親和性の低いカーボンナノチューブに対し、温和、かつ簡単なプロセスで無機材料との複合化に成功した。デンドリマーは表面官能基密度が高く他材料との親和性を自由に制御できるため,他材料を容易に担持することが可能で、この手法は、カーボンナノチューブシートについても有効な手法であることを明らかとした。従来より、カーボンナノチューブのシート状材料は、その応用が期待されていたが、他の材料との親和性が低いため、化学修飾してカーボンナノチューブを傷つけることなく、他材料と複合化させる技術は極めて少なかった。
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