研究課題/領域番号 |
16K05924
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 久留米工業高等専門学校 |
研究代表者 |
津田 祐輔 久留米工業高等専門学校, 生物応用化学科, 教授 (30270367)
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研究協力者 |
(株)リコー・中央研究所
中嶌 裕之
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | プリンテッドエレクトロニクス / 光照射 / 表面濡れ性制御 / ポリイミド / バイオメディカル / 光機能性高分子 / 表面濡れ性 |
研究成果の概要 |
プリンテッドエレクトロニクスなどに応用可能な,光照射により表面濡れ性を制御可能なポリイミドに於いて、①疎水性⇒親水性への不可逆変化の高感度化を達成した。更に、②光照射により疎水性⇔親水性を可逆的にスイッチング可能なポリイミドを新たに開発することに成功した。また,応用分野として表面の濡れ性制御が重要な意義を持つ③バイオメディカル分野に本研究を適用する検討を行い、植物細胞培養、植物プロトプラスト細胞培養に於ける本ポリイミドの有意性を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は最近,学術・産業の両面で重要な研究課題となっているプリンテッドエレクトロニクスなどに応用可能な,光照射により表面濡れ性を制御可能なポリイミドを創成することに成功した。①疎水性⇒親水性への不可逆変化の高感度化は作業時間短縮、エネルギー効率向上などの点で産業上意義がある。②光照射により疎水性⇔親水性を可逆的にスイッチング可能なポリイミド、③細胞培養分野への適用は、新たな産業分野の開拓を可能にするものとして社会的な意義を持つ。
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