研究課題/領域番号 |
16K05974
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 芝浦工業大学 (2018) 山梨大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
吉原 正一郎 芝浦工業大学, デザイン工学部, 教授 (00311001)
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研究協力者 |
MacDonald BryanJ.
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 生体吸収性マグネシウム合金 / 腐食挙動 / 表面性状 / 結晶粒微細化 / マグネシウム合金 / 腐食 / 流体解析 / シミュレーション / 腐食速度制御 / マグネシウム / 結晶粒 / ECAP加工 / WE43マグネシウム合金 / AZ31マグネシウム合金 |
研究成果の概要 |
近年,マグネシウムは, 生体必須元素であるためステントなどの医療機器の材料として有望視されている. 心臓血管狭窄に対してマグネシウム合金をステントとして適用する場合, その極端に速い腐食速度を抑制することが喫緊の課題である. そこで本研究では,基礎研究と位置づけ、①材料の表面性状, ②結晶粒径・ひずみ(転位密度), ③血液の流動が材料の腐食に与える影響を調査し, 腐食速度に影響を及ぼす因子を評価し,課題解決ぬ向けた方向性を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ステントを体内吸収性材料を使用することで、取り出す再手術の負担を劇的に軽減できる。その有力な材料としてマグネシウム合金が挙げられる。マグネシウム合金は、体内必須元素であり、害はない。しかしながら、マグネシウム合金の強度や、腐食速度を制御しなければ、使用することはできない。そこで、強度や腐食を材料のパフォーマンスを生かして制御できれば、実用の可能性が大いに高まる。そこで、その各種条件、例えば、血流の流れ方、や形状の影響、一方で、材料の微細化による効果から、その材料の強度、腐食への影響を調査し明らかにした。
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