研究課題/領域番号 |
16K06056
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
|
研究機関 | 静岡理工科大学 |
研究代表者 |
野崎 孝志 静岡理工科大学, 理工学部, 教授 (20548888)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 軸継手 / 等速 / 機素潤滑 / 駆動系 / 機構 / ヘルツ接触 / 接触解析 / 摩擦 / 偏心 / 等速性 / 動力伝達効率 / 非線形動力学 / 摩擦係数 / Hertz接触 / すき間 / 偏心量 / 動力吸収 / 機械要素 / 機械力学・制御 / トライボロジー / シミュレーション工学 / 計測工学 |
研究成果の概要 |
新規駆動系を実現するための超大偏心量許容形等速軸継手の3次元非線形動力学解析モデルと、その等速性および動力伝達効率測定可能な試験機である微小な回転変動率の計測が可能な動力吸収型試験機が完成した。これらにより、等速性の指標である回転変動率の理論解析と実験による検証と限界特性の指標である内部に作用する力の理論解析による限界特性の推定を行い、通常使用時での十分な等速性と、さらなる耐久性向上策を具体的に見出すことができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
電気自動車などへの変革期にある自動車分野においては、本軸継手の持つ超大偏心量許容特性、等速性、及び軸方向の短さが、変速機や減速機などの小型軽量化などに利用される可能性が大きい。また、ヒューマノイドロボットや産業用ロボットの小型軽量化、あるいは本軸継手が有する等速性により、ごく狭い範囲での円滑な動力伝達を可能とする。摩擦損失の少ない円滑な作動性により、エネルギー効率を向上させることのできる駆動系を実現することができる。
|