研究課題/領域番号 |
16K06068
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
長津 雄一郎 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (60372538)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 液相反応流 / Viscous fingering / 界面レオロジー / 流体力学不安定 / LAOS / 反応流 / 沈殿 / ゲル / fingering |
研究成果の概要 |
本研究ではいずれも化学反応によりゲルを生成するが、それが流動に及ぼす影響、特に流量の依存性に及ぼす影響が大きく異なる反応流の事例を示した。これらの違いはそれぞれの系における反応界面で形成されたゲルの大変形下でのレオロジー特性の差異に起因すると考え、反応界面で形成されたゲルのLAOS測定を実行した。これらのVF結果と界面LAOS結果からfractureパターンは二流体界面に生じるゲルがある程度の弾性を持ち、そのゲルが降伏することよって生じるというメカニズムを提示した。本研究は界面LAOSを用いることで現象を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
このことは反応流研究を通じて界面LAOS測定の新たな有効性を示唆したことになる。特に本研究は界面LAOS測定がゲル生成や沈殿生成によるレオロジー変化を伴う反応流研究に強力なツールであることを示唆している。
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