研究課題/領域番号 |
16K06076
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
柳田 秀記 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90166554)
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研究分担者 |
西川原 理仁 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (50757367)
宮北 健 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 研究開発部門, 研究開発員 (00748121)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 電気流体力学 / EHDポンプ / 電荷注入 / 解離 / イオンドラッグ / コンダクション / イオンドラッグポンプ / コンダクションポンプ / 熱輸送デバイス |
研究成果の概要 |
絶縁性液体中の電荷に作用するクーロン力を駆動力とする電気流体力学(EHD)ポンプの特性に及ぼす注入電荷と解離電荷の影響を明らかにするとともに,両電荷のシナジー効果により,電極形状によっては比較的大きな圧力が生成されることを明らかにした.また,EHDポンプ特性に及ぼす作動液体の温度の影響を明らかにし,熱輸送デバイス用途に適した作動液体の選定に際し有益な情報を提供できた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来,注入電荷と解離電荷のいずれかのみを取り上げ,イオンドラッグポンプ,純伝導ポンプと呼ばれるEHDポンプの研究が別々に行われて来た.しかしながら,両電荷は同時に存在するのが通常であり,両電荷の存在を考慮してEHDポンプを設計する必要があることを示したことは極めて意義深い.また,作動液体の温度の影響について明らかにし,EHDポンプの宇宙用熱輸送デバイスへの適用に向けて有益な情報を提供できた.
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