研究課題/領域番号 |
16K06079
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
山川 勝史 京都工芸繊維大学, 機械工学系, 准教授 (90346114)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | インフルエンザウイルス / 流体力学 / 数値流体力学 / ウイルス / シミュレーション工学 / 感染 |
研究成果の概要 |
本研究は,強毒性鳥インフルエンザパンデミック時の被害を最小限に抑えるため,その主となる感染ルートである飛沫核感染において,感染メカニズムの解明と予防策を流体力学的観点から追究することを目的としてる.具体的には気流計算にウイルス学に基づくパラメータおよび周辺環境の詳細な情報を取り込むことで,高い精度でのウイルスの振る舞いを捉えてきた.本研究では室内気流を制御することでその感染率の低下を狙う流体工学ワクチンの開発に注力した.さらに室内流と気道流を連続的に計算する手法については,境界部の接続も含め概ね完成させることができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は人類の脅威である鳥インフルエンザパンデミックに対し,予防策を工学的な観点から追究したものであり,特定の期間では医薬分野以上にその効果が期待できるものである.またインフルエンザに限定されない幅広いウイルス感染やまた放射能の拡散等にも応用できるものとなっている.
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