研究課題/領域番号 |
16K06080
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
田中 洋介 京都工芸繊維大学, 機械工学系, 助教 (80509521)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 微粒子計測 / 位相回復ホログラフィ / 双画像問題 / 粒子伸び問題 / 3次元粒子画像流速測定法 / 再生粒子像伸び / 3次元粒子画流速法 / GPU / 流体計測 / ホログラフィ / 位相回復 / 混相流計測 / 位相回復法 / 粒子計測 / 再生粒子伸び / 3次元速度場計測 |
研究成果の概要 |
この研究課題では,新しい2台の高速度カメラを用いた位相回復ホログラフィを開発した.従来のホログラフィでは,位相上方の欠如による微粒子の結像位置で結像しない双画像問題があった.一方,開発したホログラフィは位相情報を回復するため,鮮明な再生粒子像を観察することが出来る.さらに,1000フレーム以上での微粒子の高速度撮影が可能である.加えて,位相反転を用いた粒子位置検法を開発した.これらの手法を微粒子,マイクロバブル,微粒液滴の3次元空間内の軌道を観察した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来では双画像問題や粒子伸び問題により,困難であった3次元空間中の高速度移動する微粒子の観察が本研究課題で可能になった.このことは,3次元粒子画像流速法の発展に寄与するだけでなく,エンジン内の燃焼効率を決定するインジェクターからの微粒液滴や製薬など合成過程で生じる微粒子の粒径分布の把握や,流体抵抗低減に寄与するマイクロバブルの挙動解析に役立つ.
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